なんとなく、ケラケラ

趣味についてなんとなく書いてみようかと...

台風19号の被害

昨日は台風19号の暴風雨でとんだ一日だった。我が家に幸い被害はなかったが、市内では鏑川が氾濫したり、土砂崩れで亡くなった人がおられたりと、被害が出ている。

今の子供たちが自分の歳になる頃の地球環境はどうなっているのだろう。地球温暖化のために、勢力の衰えない台風が、年に何回も日本に襲いかかってくるようなことにならなければいいが。

大気中二酸化炭素濃度の上昇は地球温暖化の原因ではないと言う人も居るようだが、産業革命以来大気中の二酸化炭素濃度が上昇していることは疑う余地がない事実だ。屁理屈をこねている場合ではない。全世界が、現代の便利に生活を捨て、中世の生活にでも戻せれば、きっと二酸化炭素排出量の問題は解決するだろう。しかし、そんなことが出来るわけはないので、二酸化炭素の地下貯留(CCS)などの対策は必要なのかなと思ったりする。

 

そんなことを考えながら、散歩しつつ、高田川と鏑川の状況を確認してきた。

まず、高田川。普段はちょろちょろの堰に濁流がとうとうと流れていた。すでに水位は引いているが、この辺は夕べは警戒水位を超えていた。草の倒れ具合から堤防まで水位が上昇したように見える。堤防の東側は西側(写真を撮っている側)よりも地形的に低くなっており、もしも堤防が決壊すると周辺の住宅はがっつり浸水することになるので、堤防が無事で良かった。

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高田川

次に、新桐淵橋から見る鏑川。鏑川も昨夜は警戒水位を超えていた。水位が低下したとはいえ、川幅いっぱいにとうとうと流れる濁流は恐ろしい。10年くらい前ころ?に出来た河原のすぐ脇の住宅地も浸水はしていなかったようだ。

鏑川の周辺は典型的な河岸段丘地形。昔は家が無かった低位の段丘面にも家がたくさん建った。

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新桐淵橋から見る鏑川

次は1kmくらい上流の和合橋から見る鏑川。川の右上端はテニスコートや駐車場がある場所なのだが、ガッツリ濁流にのまれている。多分こうなるのは久しぶりのことかと思うが、40年くらい前、この辺にテニスコートなど作り出した頃に何回かこんなことがあった。せっかく舗装した駐車場のアスファルトが持っていたかれたのを何度か見たような気がする。

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和合橋から見る鏑川